NAME : あ MSIE 6 / WinXP
TIME : 2008/09/18 (Thu) 00:56
包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんの包丁をめぐるブラディーマーダーくんとの戦いが始まった。まるでヨーヨーとウルフのような犬猿ような戦いを止める事は誰にも出来なかった。いや、止めることは、出来たのでは?実は恥ずかしくてニブル街の右隅に移動して戦っていたということは内緒だ。包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんは震えていた。初めての包丁を賭けた戦いに興奮していたのか。いや違う、生死を分ける戦いに怯えていたのだ・・・死が怖かったのだ。この時この場に画家が居たならきっと、とても良い絵が出来ていただろう・・・そんなことはともかく、このとき包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんは、まったく包丁のことを考えておらず生きたいという思いだけが頭を満たしていた。その瞬間、ブラディーマーダーくんが襲ってきた。包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんの生きたいという本能が体を瞬時に動かした。その動き、まさに盗蟲。将来包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんが盗蟲拳法道場を開きRO世界に一台ブームを巻き起こし第80回ゲフェンオリンピックで金を取るのは遠い未来のお話である・・・。そんなことはともかく、戦いは30分間続いた。ブラッディーマーダーくんは腰に腰痛を抱えているので5分に1回休憩を挟んで死闘は続いた・・・その戦いまさに雄盗蟲と雌盗蟲の夫婦喧嘩。1時間が過ぎたころ2人の気力は極限まで達していた。包丁ヤンキー「髪の毛命」くんは焦っていた。おやつとして持ってきていたバナナのそこが尽きたのだ。残っているのは無数のバナナの皮・・・包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんはこの歳にして資源の大切さ地球の危機感、現実の厳しさを知った・・・ブラッディーマダーくんも焦っていた。もうゲフェン産湿布がそこをつきていた。もう腰も限界だ。このままではヘルニアの危機もある。包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんは思った。次で決めると決意した。この瞬間世界が一瞬止まった。包丁の神も息を呑んだ。包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんは考えた。どうしてこうなったのか・・・答えは分からなかった。いや忘れてはならない、あのホログレンによって破壊された包丁を!勝負は一瞬で決まった。包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんの拳がブラッディーマーダーくんのどこか痛恨的な弱点的な所に当たった。ブラッディーマーダーくんは倒れた。包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんが近寄った。息を引き取っていた。きれいな顔だった・・・。包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんはブラッディーマーダーくんの包丁を手にした。涙が溢れていた。包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんは命を摘んでしまったのだ。絶望した。いや心が死んでしまっていたのでは?このとき包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんが、おしっこを少し漏らしていたことは内緒だ。なぜこうなってしまったのか?包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんは叫んだ、だが答えは見つからなかった・・・それを知るのは包丁の神だけなのかもしれない。包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんは包丁を持って帰ることにした。アインブロック家についた時包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんは大人の顔になっていた。実は早く両親に大人になった顔を見てもらいたかっただけなのか?それを知るものはいない・・・家にはいるとお父さんヤンキー「リーゼント命丸」さんは居なかった。包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんを探すたびに出ていたのだ・・・そんなことを知らない包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くんは取りあえずお腹が減ったのでキッチンへ行った。台所には綺麗に手入れされた包丁があった。冷たい風が背筋を駆け抜けた。包丁は家にあったのだ・・・だが、忘れるな包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くん、その包丁が命を賭けた勲章だと、そう心というなの・・・ 昔、熱い戦争が終わった。思ってみれば、彼が包丁をクホってから長い年月がたった。今は彼の隣には新しい包丁がいる。今、RO世界は刻一刻と温暖化が進んでいる。彼はちゃんと君が居たおかげで、ゴミの区別が出来るようになった。彼は物の大切さ・・・いや命の大切さを知った。決して君はただクホられただけではなかった。ありがとう僕らの包丁ヤンキー「髪の毛命丸」くん。さあ、始めよう・・・勇気という無限に繰り返されるリサイクル 完結?
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