| 効率を気にされると言う事は、今の場所では物足らないという事でしょうか。
今の狩場で必要十分にモンスターを捌けるようになっているのなら、少し上の
狩場に挑戦する良い時期だと思います。
しかし、偶然や不注意等の事故による死亡が頻繁に発生するようならば、まだ
今の狩場から移動するのは時期尚早だと言えます。
「良く死ぬから死なない狩場を」と言う希望の場合、今のままか、少し易しい狩場
に移動されるのが賢明です。
魔法使いが比較的効率よく狩りを行える場所として「時計塔」が存在します。
徘徊するモンスターの経験値が高く、レアも比較的容易に手に入れる事が出来る
ため、経験値と収入の両面に於いて優れた狩場だと言えます。
また、ソロ狩りの出来る場所としても優秀で、パーティーを組まずとも戦える狩場
としても理想的です。
魔法使いから見た時計塔は、FWで足止めできないモンスターが存在せず、FVが攻撃
手段として十分に機能する狩場であり、Pスキルを十二分に駆使できるプレイヤーな
らば、他の職業よりも低いレベルから挑戦できる狩場でもあります。
しかし、Pスキルに乏しい場合、この狩場では死ぬ可能性のほうが高くなってしまい
ます。また、自分のスキルの無さから他のユーザーに無用の混乱を強いてしまい、
「Pスキルのないダメダメプレイヤー」として記憶される事も少なくありません。
もし貴方が時計塔に挑戦してみたいのなら、この狩場で最も強敵とされるモンスター
を確実に処理できるようにPスキルを磨く必要があります。数匹でも構わないので
一階入り口近くでライドワードを相手に戦ってみる事をお薦めします。
ライドワードは速度が非常に速く、攻撃力も高い強敵です。
一次職のHPでは２発程度の攻撃を受ければ死亡してしまい、レイアウトで対処でき
ない場合は逃げるしか方法がありません。
逃げる事は容易ですが、ほぼ等速で追いかけてくるため、確実に逃げ切るためには
ハエの羽や蝶の羽を使用し、現場から遠ざかるしかありません。
魔法使いは「HPが少ないから死ぬのは仕方ないよね」と思われたら負けです。
魔法使いの実力は「冷静な判断力に裏打ちされた、効果的な攻撃と驚異的な立ち回
り」にあります。
勝てないから逃げていたのでは、更に強い敵と対峙した時に実力そのものが足り
ず、戦う前に敗走するしか無くなってしまいます。
強い敵でも自分の立ち回りに引きずり込み、確実に倒せるようになれば、万が一
実力を越えた敵に襲われた場合でも、最低限の立ち回りで死地を脱し、生き延びる
事も可能となります。
狩場で「ああ、こいつはすぐ逃げる奴だな」と記憶されると、貴方の分身である
魔法使いの評判はガタ落ちとなります。実力がすぐに底をつき、ろくに戦えもしな
いのに戦場に来た奴、と思われます。
逆に「誰が見ても死ぬ局面で、何度となく生き残る奴」と記憶されるならば、
いざ修羅場となった時でも、周りのユーザーの逃げる気持ちを僅かでも押し止める
事もでき、日頃の行い次第では支援の恩恵に与る事も稀ではなくなります。
もし時計塔に赴かれるのでしたら、逃げずに戦える事を確認してから狩りをされる
事をお薦めします。
|