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コモドには昔から伝わる伝説が1つあった。
「コモド北方のどこかの外診所に、人々の知らない道があって、その道に沿って行けば宝物を作り出す巨大な樹がある。宝物に目がくらんだ者は宝物しか得られないが、欲心を捨てれば新しい世の中に出発するだろう。」というのが概ねの内容だった。
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この伝説はコモドの踊り子とバードたちによって人々に広められて、宝物が山盛り一杯に積もった王国や、古代の神々の世の中の遺物だと誤って伝えて、その話を聞く人々に一攫千金と古代の遺跡発掘に対する夢を持たせた。 ある日人家からその伝説は急速にミッドガルツ全域に広がり始め、正体の分からない宝物を探そうと、人々が続々とコモドに集まってきた。
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真相を糾明するために派遣されたナイトたち、宝物を探すためにきたハンターたち、古代の遺跡を掘り出そうとするアルケミストとセージたち、探検隊結成のために雇用された多くの職業の人々、そして彼らの懐を狙って集まって来たローグとシーフたちなど、数え切れない多くの人々がコモドの北地域を探したが、その伝説の樹に行くことができる道は容易には発見されなかった。
そんなある日、コモドの北洞窟「ルワンダ」から木彫りの装飾品が発見されて多くの学者たちによって調査され、北洞窟に伝説の樹に通じる道がどこかに確実に存在していることを明るみにした。
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それと同じ頃、人が住むことができない場所と思われたジナイ沼でも「ルワンダ」洞窟で発見された木彫りの装飾品と類似の品物が発見されて、人々はルワンダ洞窟とジナイ沼を中心に大々的な探査を進めていく。その大々的な探査で彼らの目の前に現われたものは、人間がちっぽけに感じられるほどに深い谷と、空を覆い被せる巨大な林だった。巨大な木と木の間を誰がどんな目的に作ったのか分からない古い木の橋が繋いでいた。
びっしりと立ち入った林の間に落ちる日差しが神秘的に揺れる様子に、人々は誰もが感歎に陥った。巨大な林を渡って探査隊の到着した場所は、母なる樹を崇める類似人種が住む、やや小さな村だった。
木の上に大きな足場を作ってその上に家を建てて生活する彼らは、村の伝統踊りと歌を聞かせて、すぐれた小手先で様々な彫刻や品物を作ってくれるなど、探査隊を大事な客人としてもてなす。
しかし、何人かの探査隊員が自分たちが探した宝物がないことに対する腹いせで、村の住民たちと摩擦をきたして、村の住民たちは人間を擁護する側と敵対視する側に分かれた。村長と大部分の村の住民たちは人間を擁護する側なので、人々との交流は持続的に繋がって、村はまもなくそのすぐれた木整える才知で人々に少しずつ名が知られていった。
そして、伝説の樹の代わりに知られたのが、まさにウータン族が暮らす樹の上の村「ウンバラ(Umbala)」だ。
ウンバラ地域は1つの村と4個のフィールドで構成されています。コモド東ダンジョンから5時方向のコモドフィールドから北方へ移動すればウンバラ地域に近付くことができます。
ウータン族の木の村らしく、生い茂った木とジャングルで構成されていて、新しいモンスターとウータン族住民たちとのクエストが新しい冒険家たちを待っています。
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