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Re[5]: 今回のパッチも・・・
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□投稿者/ 95 -(2005/05/14(Sat) 00:43:57) [ID:VFek5poJ]
| ■No12953に返信(前のハンドル忘れたさんの記事) > けれど、数時間しか耐えられないものが対策と呼べるのでしょうか? > 誰もそんな気休めは望んでいないではないでしょうか。 > また、すぐに根本的な対策はできないと仰いますが、 > BOTはβ時代からいるのに、今の今まで対策が実を結んだことはありません。 > BOTが減っても、ぬか喜び程度の期間で、1ヶ月持たないのです。 > 95様の仰る根本的な対策は、一体いつ頃できるのでしょうか?
あなたの言う「根本的な対策」が何を指すかによりますが、もしBOT根絶を 求めるなら、ガンホーでなくても不可能です。 なにせどのような暗号であっても、手元にクライアントというデコーダーがある限り 絶対に解読できます。
ある程度効果のある方法は、今回を含めて少なくとも3度実行されています。 年に一度のペースで。
2年前の暗号化はユーザーの反対によって消えました。 めちゃめちゃ重くて全くゲームにならない上にBOTに解読されてしまったので。 BOT根絶を最優先にして計画された暗号化でしたが、その分サーバーにかかる 負担は絶大でした。
去年の暗号化は特定の種類のBOTにだけ有効で、2ヶ月以上持ちましたが 無効化されてしまいました。 それでも古いタイプのBOTが復帰するのを防ぐことができるので今でも残っています。 サーバーにかかる負担は皆無で解読も困難でしたが、その分対応できるBOTは 限られていました。 解読せずにアクロバット的な手法で無効化してしまわれたのですが、これについては グラビティやガンホーを責められないでしょう。 普通なら、これは実にいい方法でした。
そして今回の暗号化は、全種類のBOTに有効でしたが、その分サーバーに かかってしまう負担を減らすため、暗号化の強度そのものは最低でした。 なので3日と持ちませんでした。 正確にはまだ有効で、メンテのたびに少し変更することによって3時間ほど BOTを抑えておくことができます・・・
このように、一応対策はしてきています。 このどれも短期間で準備できるようなものではありません。 今回の暗号も数ヶ月前からサクライサーバーでテストされていた形跡がありますし、 計画そのものはもっと前からやっていたはずです。 ただ、残念なことに、根本のプログラムが全くセキュリティ意識の欠片もない プログラムだったことと、どうしてもクライアントがユーザーの手元にあるという 致命的な問題があるのでたいした効果はあげられません。
> 癌にとっては大変なことかもしれませんが、 > 常に有効な対策を立てつづけなければいけないのです。
少なくとも見た目には、常に有効な対策を立てつづけています。 有効な対策は短時間では無理です。 復号化を前提にした暗号は、暗号化方式を作るよりも解くほうが 圧倒的に簡単なのです。 完成した暗号化方式を使って暗号化するのは一瞬です。 それを解読するのは数時間とか数日とかかかります。 でも暗号化方式を作るのはさらに時間がかかります。
> 私は癌の事情など知りません、知る必要もないと思います。
その通りですが、不可能なことはあるのです。
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