| 2006/12/26(Tue) 00:45:15 編集(投稿者)
連続に近い投稿で恐縮ですが、Mmaさんの主張に対する反論として違った観点から アプローチしてみたいと思う。
テーマは「不正無しでRMT業が行えるか?」
要は機械人形などの、コストパフォーマンスは高いが規約違反なものは一切使わず、 人間の手でゼニーを稼いだ場合に商売として成り立つのか否かである。
前提条件として、 ・1Mz=500円として設定 ・24時間体制、3交代制 ・人員はアルバイトを使用する(時給は800円で設定)
この場合、一人当たり6,400円+交通費という人件費が必要で、それを賄う為には 1シフト当たり15〜20Mz稼ぎ出す必要がある(=ノルマ)。
このノルマの達成を手作業で行うとなると「Lv90↑のキャラ、装備が完璧」という 条件が必要と考えられるため、初期投資に問題が発生する。 また休み無しで狩りを続けたとして収集品が200k/h平均と仮定すると、10M以上もの レアを引き当てる運が必要となる。
では、前提条件を「1Mz=1000円」としたら? 収集品による稼ぎを除けば7〜8M程度のレアが必要となる。 これでもやや不安か。
これにユーザーから買い取る分を加えたらどうだろうか? どの程度の供給があるかは不明だが、1Mz=300〜500円程度が相場と考えた場合、 組織内で稼ぐのと同等程度の供給が常時必要と考える。 そうなるとスタッフ一人当たり、一日30〜60Mzもの買取が必要となる。
さらに、会社組織を運営する場合、必要となるのは上記の人件費ばかりではない。 家賃、光熱費、水道代、各種諸経費、各種税金、機材運用費用、ガンホーへの課金、 販売網の維持費、広告宣伝費etc...
とまぁ、非常に簡単にMmaさんの提唱する「不正なやり方をしないでRMTを商売と する企業」を考察してみたわけだが。 結論としては「商売として成り立たない」と考えられる。
簡単に考察しただけなのでもっと深く検討する余地はあると思うが、おおよその 方向性としてはこんな感じではないだろうか?
こう考えると、非公式RMT組織が何を言ったとしても「不正な手段によるゲーム内 通貨の確保」という疑惑が拭えない証左ともなりそうだ。
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