□投稿者/ 暇人 -(2008/03/12(Wed) 16:37:23) [ID:lT64PTKb]
| 話題の種別:[ムダ話]
2008/03/12(Wed) 16:48:54 編集(投稿者)
都市伝説 第一章「エルニウム」
俺はLV87のスナイパーだ。好きな時間に狩りをしたいが為に、滅多に臨時PTには加わらない。ソロ狩り中心の俺は、日々時計塔2階でクロック狩りにいそしんでいる。目的はエルニウム。防具過剰精練狂の俺にとっては欠かせない日課だ。今日も1時間の狩りでエルニウムを2個拾った。倉庫の分を合わせると30くらいか。 早速BSにCCして、プロンテラの悪名高きクホグレンの前に立った。 「よう、クホグレンさんよ、久しぶりだな。また、精練してもらおうじゃないか。」 「また、過剰精練をするのか?」 「おうよ、今日はsメイルを5つ持ってきた。よろしく頼むぜ。」 「で、いつものようにまず全部+4にするんだな?」 「うむ。」 「それじゃ、エルニウムとメイルと手数料をこっちへよこしな。」 「おうよ。」 カンカン、カンカン・・・。 「全部+4にしたぜ。次は全部+5だな。」 カンカン、カンカン・・・。 「おっと、珍しく全部成功だ。+6いくぜ?」 「うむ。」 カンカン、カンカン。 「うっ、とりあえず+6が2つ出来たぜ。でもな、エルニウムが足りねぇ。」 「エルニウム3つか・・・。よし、買ってくるからチョイと待っててくれ。」 店を出た俺は、その辺の露天商から買い込んで精錬所に戻った。 「これでいいか?」 「うむ。」 「それじゃよろしくな。」 カンカンクホクホ、カンカンクホクホ、カンカンクホクホ。 「・・・。」 「いやぁ、悪いな。3つ連続失敗しちまったぜ。」 「うむ。今日はとりあえず+6が2つか。次回、+7で頼むぜ。」 「おう。あっとそれからな、お前さんに一つ言っておきたいことがある。」 「なんだ?」 「エルニウムだがな、自力で手に入れたヤツと買ってきたヤツとでは過剰精練の成功率が違うんだぜ? 今、お前さんが見たとおりだ。悪いことは言わねぇ、+7を成功させたきゃ自力で手に入れたエルニウムにしな。」 「うむ。」
そして、過剰精練の成功を目指す若者達は、今日もエルニウム自力ゲットを目指し旅に出るのであった・・・。
|
|