■更新情報。
ここ数日の情報を少しずつ補完していきます。
ガンホー社が大阪証券取引所ヘラクレスへの上場を承認されました。上場予定日は3月9日とのこと。2004年5月のソフトバンクの決算発表で上場予定であると発表がありました。
上記のリンク先にて、目論見書と会社概要を確認できます。
会社の規模としては平成16年(2004年)12月31日現在で、常勤取締役4名、常勤監査役1名、従業員109名となっています。確かに社員数は増えていますけど組織としては比較的小規模。同社のラグナロクオンラインへの依存度は現在(第8期中間会計期間)99.8%になっていて、これは事業のリスクのひとつと考えているようです。そのため、マルチタイトル化や自社タイトルの開発に力を入れているとのこと。昨年すでに開発合意を結んでいるゲームアーツ以外にも、今年の1月にブロッコリーとヘッドロックとの間でオンラインゲームの共同開発合意がなされています。ヘッドロック社はディプスファンタジアの開発会社です。ブロッコリー社とヘッドロック社は2004年4月15日にオンラインゲーム事業に関する提携を結んでいますので、そのタイトルをガンホー社が運営することになるのかも。
また、グラヴィティとの契約について書かれていますが、平成16年(2004年)9月23日付けで契約期間が改定、平成18年(2006年)8月31日まで延長されています(契約更新について、1か月前からの優先交渉権有り)。とりあえず向こう2年はラグナロクで稼げます。ラグナロク2についても優先交渉権をすでに確保しています。
面白いのが目論見書39ページの「(3)風評被害を受ける可能性について」。やはりネットでのウワサの影響力は度外視できないレベルだと考えているようです。それを防ぐことも考えて WEB ヘルプデスクを設けていると書かれていますが、インプレス中村氏のコメントにもあったように、オンラインゲームのサポートシステムとしては一方通行すぎますね。
他にもオモシロイ情報がいろいろ書かれていますので、興味のある方はチェックしてみましょう。
(ひま〜様、yuki 様、情報ありがとうございました。)
▼関連報道
韓国での話題ですが、ラグナロクのオンラインカードゲーム(RO-OTCG)が登場したようです。現時点ではグラヴィティの正式発表はありません。開発は韓国の ZEONIX 社。日本でブロッコリーが販売しているカードゲームとの関連については、完全に別物とのこと。
第5回インタビュー(2005/1/20〜)「一日の平均プレイ時間はどのぐらいでしょうか?」の結果が掲載されています。
「ラグナロクオンライン」2005年カレンダープレゼントの当選者が発表されています。
まず、これがニュースとしてゲームサイトに取り上げられたという点がちょっと意外というか、ネトゲ関連のネガティヴな話題に敏感なインプレス中村氏ならではでしょうか…(笑)
WEB ヘルプデスクは唯一の運営チームとの窓口となっているので、利用する側としてはやはり「顔の見える対応」を期待してしまうのですが、どうやら(低労力で)効率的に情報を収集できるシステムとして考案されたモノのようで、時にはチグハグな返答が帰ってきたりと「本当に読んでいるのか?」と疑心暗鬼にさせられることはあれども、「ああ、サポートされているなぁ」という気持ちになるにはちょっと程遠い部分があります。まぁ、今年はそのあたりを改善していこうという意欲はあるようですので、期待するしかないんですけどねぇ。
『mahora☆ -まほらのほし-』予告篇が公開されています。
どうでも良いんですが、最近あちこちのゲームサイトで A3 とかガンホー運営ネトゲのバナー広告を見かけますね。風のウワサでは「過疎ってる」とか聞きますが、実際はどうなんでしょうねぇ。A3 は少数精鋭運営とか言っていたような気がするので、それもある意味望んだ形なのかもしれませんけど。
ゲームニュースサイト eg にガンホー関係者へのインタビュー記事が掲載されています。前日の発表会後のモノです。
内容は発表会で明らかにされたラグナロクの今後の計画についてなど。韓国ネオウィズ社開発 MMORPG『ヨーグルティング』と自社開発のコードネーム『GO(仮称)』については2005年内投入予定とのこと。自社開発については会社設立当初から構想があったようですね。コチラのインタビューでも、例のオンラインコミュニティの具体的な構想については特に書かれていませんでした。
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